ダブルスの場合は二人でコートを守るため、一人が動く範囲は比較的狭い。しかしシングルスではコート全体を一人でカバーしなければならず、前後左右に絶えず動き続ける必要がある。特に相手にコートの隅へシャトルを打たれると、全力で移動して返球しなければならない。さらに返した後もすぐに中央へ戻り、次のショットに備える必要があるため、休む時間がほとんどない。ラリーが長く続くと息が上がり、足も重くなってくる。また、シングルスでは体力だけでなく集中力も求められる。どこに打てば相手を動かせるか、自分はどこへ戻るべきかを常に考えながらプレーしなければならない。疲れてくると判断力が鈍り、簡単なミスも増えてしまう。このように、バドミントンのシングルスは広いコートを一人で守りながらプレーするため、体力的にも精神的にも大きな負担がかかる。さらに、年齢を重ねると体力もだんだんと少なくなり、もっときつくなる。しかし、その分ラリーを制して得点したときの達成感は大きく、自分の実力が試される種目でもある。そのため疲れると分かっていても、ついまたシングルスをしたくなってしまう。もしかするとそれがシングルスの魅力なのかもしれない。
バドスマ